職務経歴書の書き方
職務経歴書の書き方
ここでは、Proffの日本式職務経歴書の書き方を詳しくご紹介します。「職務経歴書とは?」でもお伝えしましたが、職務経歴書とは履歴書とは別に、その人の過去の経歴を時系列に沿って整理して伝えるためのものなので、少なくとも一度は就業経験がある人が転職活動をする際に必要になるものです。初めて転職活動をする方は、ぜひこちらの内容をしっかりと確認してみてくださいね。
項目別職務経歴書の書き方
プロフィール
氏名、生年月日、性別(Proffでは未回答やその他も選択可)、電話番号、メールアドレスを記入します。住所の欄もありますが、一緒に提出する履歴書に記載しているので割愛してもOKです。
職務概要
最終学歴から今日に至るまでの経歴を4〜5行程度に収まるように簡潔にまとめて伝えます。採用者が実際に会ってみたいと感じてもらえるように、わかりやすく伝わる内容にすることが肝心です。実績をあげることができた職務内容を具体的且つ簡潔に記載します。具体的な数値があればあるほど良いですが、具体的な数値で成果を表現できない場合でも、例えば●名のマネジメントを経験した/しているなど、できる限り具体性をもって伝えるようにしましょう。
職務経歴詳細
一般的な職務経歴書の書き方では、直近の職歴から先に記載し、過去の職歴に遡る「逆編年体形式」をとることが多いです。一方でプロジェクト単位で動く職場だった場合や転職回数が多く同じような仕事を経験してきた場合には、プロジェクト単位でまとめる「キャリア形式」をとることもできます。Proffの編集画面ではどちらも対応可能な簡単操作となっているので、ご自身の経験に合わせて書いてみてください。「どこで」「誰に対して」「どんなことをしてきたか」が分かるように書きます。具体的には、在職期間/ 会社名/ 規模/ 事業内容/ 自分が行った業務内容を記載します。
事業内容:
どのような事業を行なっている会社か簡潔に記載します。その際、資本金や従業員数も記載しておくと事業規模がイメージしやすくなり、採用担当者としては参考になるでしょう。
部内在籍者数:
特にマネジメントを経験している場合は、どのくらいの規模の部に所属していたかがわかるとより良いでしょう。
業務内容:
名刺に記載される役職やポジションを記載するのが一般的ですが、業務内容が多岐に渡る場合は簡潔に箇条書きで詳細を記載すると良いでしょう。また、具体的な数字がわかるプロジェクトについては具体な数字も記載しましょう。
主な成果:
その職務において、どのような成果を収めたかを記載します。営業のように順位や成績を数値で表せない職種の場合でも、明らかに会社にとって良い影響をもたらすことができた業務内容については詳細を記載しましょう。例えば「業務の見直しや効率化プロジェクトを牽引し、●●%のコスト削減に成功した。」など。
あくまでも冗長にならず簡潔に、見やすくなるよう心がけましょう。
免許・資格
所有している免許や資格を箇条書きで記載します。希望している職種に関係ない免許や資格も全て記載しましょう。あなたの幅広い興味関心について伝えるための手段となります。
自己PR
最後の念押しで、自分の一番の持ち味や強みを簡潔にまとめましょう。ただし、冗長になり過ぎると自己陶酔のように見えてしまうので注意が必要です。特筆したい、自分が特に成長したと思える案件がある場合はぜひ記載しましょう。営業のように企業にとって直接的な利益をもたらす職種ではない場合でも、その分野のプロフェッショナルとしてどのようなマインドで取り組んできたか、また今後の展望にも触れられるとより現実味があって良いでしょう。特に、業務の見直しやコストカットに尽力した結果もたらされた結果は数値も交えながら特筆しましょう。マネジメント経験者は、どのような点に注意しながらマネジメント能力やコミュニケーション能力を発揮していたかを記載できると尚良いでしょう。
職務経歴書で押さえておきたいポイント
- 面接時の確認事項や質問内容になるということを念頭に置いて書く。
- 企業側が求める人材のニーズをしっかり把握する。
- 応募先企業で確実に活かせる能力を強調する。
- 読んでもらえないと意味がない。見出しをつけるなど見やすやも重視。
上記のポイントを踏まえると、つまるところは相手の立場に立って書けるか、ということが重要だと言えるのではないでしょうか。相手の立場に立って書けている職務経歴書や履歴書であれば、採用側もあなたがそのような配慮をしっかりとできる人間だということは一目瞭然だと思います。仕事を遂行する上でも相手の立場に立って物事を考えたり提案することができる人間だと伝えるには、それを直接文章にしなくても、提出された書類を見ればわかる人にはわかりますよね。
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Proffでは実際の職務経歴書サンプルから職務経歴書をつくることができます。新卒採用で何から手をつけたら良いかわからない方、転職活動したいけど自分の経歴をなかなかうまく簡潔に表現できない方など、職務経歴書の壁をスマート履歴書で一緒に超えていきましょう!