2006年●●大学 ●●学部 ●●学科卒業後、株式会社◯◯に入社。マーケティング事業本部にて○年間、商品企画・開発から新商品のマーケット投入、販促・PR、効果分析まで幅広い業務に従事しました。実績として、商品開発を行った新製品が社内従来品より作対比●●●%の売上を記録。その後、より広報PRのプロとしてキャリアを築きたいと考え●●株式会社へ転職。現在は●●部にてクライアント企業のブランディング、PR戦略立案、PRイベントの企画運営など、これまでの経験を最大限に活かしディレクション業務に従事しています。また、少数チームながらマネジメントの経験もあります。
広報PR(Public Relations)
転職・新卒などで使える職務経歴書の書き方サンプル
職務経歴書テンプレートについて
職務経歴書の書き方とサンプル
実際に「広報PR(Public Relations)」の職務経歴書として使われたサンプルです。キャリアアドバイザーからのコメント付きで、この職務経歴書の書き方を説明しております。経歴や職務内容などをご自身の経験と照らし合わせながら参考にしてみてください。Proffで転職・新卒、アルバイトや副業用の職務経歴書を作成される際のテンプレートとしてもお使いいただけますので合わせてご利用ください。
プロフィール
田中 よしこ
広報のプロフェッショナル
職務要約
職務経歴詳細
●●株式会社
●●部
■ 事業内容
広報・PR事業
■ 業務内容
ディレクション
■ 担当領域
- ブランディング企画戦略立案、マネジメント
- 年間プロモーションプランの策定、予算策定・管理
- プロモーションイベント企画運営、ディレクション
- クライアント企業のプレス向けセミナー企画運営
- 取引先店舗におけるブランディング施策、コーナー化施策
- 企業タイアップイベントの企画立案、マネジメント
- 効果分析
■ 主なクライアント
株式会社XX XX部、YY株式会社 YY部、株式会社●● ●●部、株式会社◯◯など多数
■ 過去●年間の実績
- 株式会社XXブランド◯◯◯◯認知度●●%増
- YY株式会社●●キャンペーンにより売上●●●%増
- 株式会社●●プロモーションプラン見直しによりコスト削減実現
- 株式会社◯◯メディア露出回数作対比●●%増
- 株式会社XX製品取り扱い店舗数作対比●●●%増
■ 主な取り組み
前職のマーケティングスキルを活かしながら、より多くの業界に関わることができるPR会社にてディレクターとして多数の案件に従事しています。中でも株式会社XXのブランド◯◯◯◯のブランディング戦略立案を行い、WEBメディアと雑誌掲載の連動型プロモーションを行った結果、認知度が作対比●●%アップするという結果を残すことができました。オンラインメディアだけでなく紙媒体も含め様々な媒体を扱ってきた経験と、業界内の人脈をフル活用することでなし得た結果だと感じています。
また、食品メーカー株式会社XXのブランディング施策を根本から変える提案を行った結果、●●製品の取り扱い店舗数が作対比●●%アップ、そして売上高も●●%アップするに至り、新たなブランドイメージの確率に成功しました。時代の変化により訴求すべき対象が異なってくる事象に対し、既存の購買層と新規購買層の徹底的な分析による新たなブランディングを行うことの必要性を痛感する事案となりました。
このセクションの書き方や注意点
職務経歴詳細の書き方
「どこで」「誰に対して」「どんなことをしてきたか」が分かるように書きます。具体的には、在職期間/ 会社名/ 規模/ 事務内容/ 自分が行った業務内容を記載します。
最新の経歴から記載し、採用者があなたの直近の職務経験を読めるようにしましょう。また、「20xx年3月~20xx年4月」というように、期間が分かりやすい月単位で書くことをおすすめします。
株式会社◯◯
マーケティング事業本部
■ 事業内容
消費財メーカー
■ 業務内容
マーケティング、販促・PR
■ 担当領域
- 商品企画開発
- 新商品マーケット投入
- 販促・PR
- 効果測定
■ 過去●年間の実績
- 年間プロモーションプランの策定、予算策定・管理
- 新製品◯◯◯◯が社内従来品より作対比●●●%の売上を記録(社内表彰)
- ◯◯のプロモーションサイトPV数●●%増を達成(●●●●広告賞・ウェブサイト部門優秀賞)
- 新規効果測定プラットフォームの導入推進リーダー
- 20●●年より●名のチームリーダーとしてマネジメントを経験
■ 主な取り組み
主に商品企画開発と販促・PR業務に比重をおきつつ、幅広くマーケティング・PRの基礎を学び実践しました。商品企画開発の分野では、従来品を改良する形で販売に至った新商品◯◯◯◯の売上が作対比●●●%を記録し、社内表彰を受けました。創業以来初の売上記録を達成し、業界でも注目される案件に携わることができたことは大きな財産となりました。販促・PRの分野では、◯◯のプロモーションサイトの企画立案から制作まで担当した結果PV数●●%増を達成し、●●●●広告賞・ウェブサイト部門優秀賞を受賞することができました。
20●●年からは少数チームではありますが●名のマネジメントも任され、クリエイティブな面だけでなく管理職として会社に貢献するやり甲斐を感じることができました。また、社内各部署のみならず多くの広告代理店や協力会社と協働することが多い部署で、気持ちよく円滑なコミュニケーションを取ることが業務遂行の上で非常に大切であると感じ、チーム内の教育においてもそれをモットーとして参りました。
このセクションの書き方や注意点
職務経歴詳細の書き方
■ 業務内容
名刺に記載される役職やポジションを記載するのが一般的ですが、業務内容が多岐に渡る場合は簡潔に詳細も記載すると良いでしょう。
■ 担当領域
経験した職務領域は、抜け漏れのないよう全て記載するようにしましょう。
■ 過去の実績
① その職務において、どのような成績を収めたかを記載します。「売上実績1億円(営業部300人中15位)」「広告制作に携わった商品の売上が前年比170%を記録」など、具体的であればあるほど良いです。順位がわかっているものは詳細な順位も記載しましょう。
② 何か社内社外で表彰を受けた経験がある場合には、それもここに記載しましょう。
③ マネジメントの経験がある場合は、具体的に何名を率いていたかも記載すると採用担当者の参考になります。
自己PR
■ 豊富なマーケティング知識と実践経験
1社目の国内消費財メーカーでは、マーケティングの基礎力を培った上で、主力商品の広報PR業務を主軸に様々な商品企画開発案件や販促・PR案件で実践を積んでまいりました。広報PRの業界ではこのマーケティングの知識と経験は必須であるため、若いうちから様々な案件を任せてもらえる環境にいられたことは大変貴重な経験でした。また、小さいチームながら●名のマネジメントを行いながら多数の協力会社と協働で新ブランド立ち上げプロジェクトを遂行した経験は、人脈を拡げることや自信にも繋がりました。
■ ブランディング戦略立案能力と業界内人脈の広さ
メーカーにおけるマーケティングの経験から、より一層幅広い業界のブランディングに携われる人間になりたいと考え入社した2社目のPR会社では、前職での経験を最大限に活かし様々なクライアント企業のブランディング戦略立案から施策の実行まで手がけてまいりました。コンサルテーションからプロモーションの運営実務まで一貫して行えることが、現職でご依頼いただける理由だと考えます。これまでにいただいたたくさんのご縁により、業界内での人脈も多岐にわたっており、今後のPRのプロフェッショナルとしての職務に活かしていきたいと思っています。
このセクションの書き方や注意点
自己PRの書き方
自分の一番の持ち味や強みを簡潔にまとめましょう。
例えばどのような具体的な行動を起こすことができるのか、●●の時に●●ができるというような自身の経験に基づいたエピソードを紹介できると良いでしょう。但し、冗長になり過ぎると自己陶酔のように見えてしまうので注意が必要です。
活かせる経験・知識・スキル
■ 得意分野
- プロジェクト全体のマネジメント(予算、スケジュール)
- 4Pや3C分析をはじめとしたマーケティング 手法
- SEO対策や最適な広告利用
- 様々なツールを使用したアクセス解析
- ブランディング戦略立案
- 社員マネジメント、教育
■ 免許・資格
- 普通自動車運転免許(2005〜)
- TOEIC スコア880(2005)
- MOS(2009〜)
このセクションの書き方や注意点
活かせる経験・知識・スキル
具体的な資格や免許とは別に得意とする業務分野を示せると、採用者は参考にしやすいです。自己PRの内容と繋がると、面接での会話もスムーズになるでしょう。
免許や資格については、一見関係なさそうに思えるものだとしても人となりや経験を伝える要素となり得るので、遠慮せず全て書き出しておきましょう。
職務要約の書き方
これまでの経験や実績を簡潔に記載しましょう。採用者が実際に会ってみたいと感じてもらえるように、わかりやすく伝わる内容にすることが肝心です。
企業側が興味を持ちそうな経験/ 知識/ 能力を意識し、具体的数値等も盛り込みましょう。あまり冗長になりすぎるのは良くないので、具体的数値などのエピソードは1点ほど盛り込めば良いでしょう。