履歴書の証明写真
履歴書の写真を撮影する方法
1. スピード写真機
駅ナカや周辺にある履歴書やパスポート用の証明写真が撮影できる“スピード写真機”なら、大体の機械は1コマ当たり100〜170円程度で撮ることができます。最近の機種なら撮影データをスマホやPCにダウンロード可能なものもあり、焼き増しも撮影した時と同じ値段ですることができます。エントリー数が多い人にとっては、ある程度きちんと撮影できて、枚数も増やしていくことができるので便利ですね。
2. プロカメラマン/写真館
スピード写真機ではなくきちんと撮影したい!というこだわり派には、やはりプロのカメラマンや写真館で撮影してもらうことをお勧めします。お値段は様々ですが、大体2,000〜10,000円程度の相場で10〜15枚をワンセットとして撮影するケースが多く、1枚当たり数百円〜1,000円程度で撮影することができます。少々お値段は張りますが、なんといってもプロのカメラマンの技術と最適な環境で撮影してもらうことができる上に、写真に部分的な修正を加えるレタッチ等も行った上で納品してくれることが魅力ですね。
3. スマートフォンで自撮り
最近ではスマホの自撮りで用意している人も増えています。そもそも履歴書用の写真をスマホで自撮りして良いの?という疑問がある人もいるかもしれません。その答えは、“出来栄え次第”です。明らかに写りが悪かったり別人に見えるような補正をしてしまうと使用することができないので、自撮りでも綺麗にきちんと撮影できる方法を見ていきましょう!詳しくは下記でご紹介します。
履歴書の写真を自撮りする方法
新卒採用でも転職活動でも必要となってくる履歴書の証明写真。外資系では写真不要の企業もありますが、日系企業ではまだまだ当たり前となっています。写真館でプロに撮影してもらったり、駅ナカや周辺にあるスピード写真機で撮影している人も多かったと思いますが、最近ではスマホの自撮りで用意している人も増えています。ここでは、履歴書の証明写真を自撮りで綺麗に撮影する方法をお伝えします。
撮影の下準備(必要なもの)
■ 白い壁
部屋に白い壁があれば、それを背景にしましょう。白い背景は清潔感もあり顔が明るく映るのでおすすめです。ただ、白でも模様が入りすぎていたり、汚れがある場合はNGです。その場合は、白いシーツや大きめの白い紙を壁にピンと貼り付け、即席のスクリーンを作ってしまいましょう。
■ 照明
撮影に際して明るさは非常に重要です。部屋の灯りが充分に明るければ良いのですが、もしやや暗めの場合には撮影用にスタンドライト等の照明を別途用意できると良いでしょう。そして撮影の際には、顔に影ができたりしないよう明かりがしっかりと顔に当たる位置で撮影しましょう。
■ 三脚/スマホスタンド/自撮り棒
これらが無くても、うまい具合にスマホをどこかに立てかけることができれば撮影できなくはないのですが、あった方がより綺麗に安定して撮影することができるでしょう。インカメラ(内カメラ)で、タイマーを設定して撮影します。
撮影の際の注意点
■ 表情
顔に影がないことを確認したら、あごを引いて口角を上げ、自然に微笑んでみましょう。あごを引きすぎると睨みつけるような表情になってしまうので、適度に引いてください。口を開けて笑いすぎると証明写真としては相応しくない印象になってしまうので注意してください。
■ 姿勢
肩が内側に入っていると姿勢が悪く暗い印象を与えてしまうので、できる限り背骨を伸ばし、胸を張ってください。胸を張り過ぎるとあごが上がってしまいますが、左右の肩甲骨をキュッと近づけるイメージで胸を張るとうまくいくと思います。ぜひ試してみてください。
■ 全体
頭頂部が切れたりしないように、しっかり収まっていることを確認しましょう。下は胸の辺りまで写っていると良いでしょう。自撮りとは言え手持ちでインカメラ撮影を行うと、肩が上がってしまったり服にシワがよってしまったりするので、やはりできる限り三脚やスマホスタンド等を使用して撮影することをお勧めします。
身だしなみの注意点
■ 服装
実際に面接に行く時と同じ服装で撮影するのが良いでしょう。スーツ指定の企業であればスーツで、服装自由とされている企業の場合でも、Tシャツなどではなく襟付きのシャツ等を着用してください。背景と同じく白い服を着用すると、顔が明るく映り健康的に見えるはずです。パートやアルバイトの面接の場合はスーツでなくても問題ありませんが、その場合でもできる限り襟付きのものを選び、Tシャツ・パーカー・胸の開きすぎたカットソーなどの軽装は避けてください。企業や職種によっては所謂オフィスカジュアルできれい目なジャケットやカーディガンでもOKな場合があるので、その場合はそのような服装で撮影しても良いでしょう。また、普段から眼鏡をかけていて面接当日も眼鏡をかけて行く場合は、撮影の際も眼鏡をかけておきましょう。
■ メイク
女性はスッピンではなく、必ずメイクをするようにしましょう。もちろん、つけまつげを使用するなど過剰なメイクをする必要はなく、顔色が明るく健康的に見えるようなメイクを心がけてください。目の下にクマがある場合は、疲れて見えないようにコンシーラーやファンデーションで隠しましょう。血色を良くすることを考えると、リップとチークを使用すると良いと思います。その際も、真っ赤で華美な口紅やチークではなく、ほんのり色付くナチュラルな色を選んでください。
■ 髪型
寝ぐせやはねている部分はきちんととかして整え、必要に応じてワックス等を使ってまとめるようにしましょう。前髪が目にかかるような場合は、しっかり横に流して落ちてこないようにしてください。髪が長い人は後ろで一つに束ねるようにしましょう。
撮影後の注意点
■ 修正
写真が全体的に暗かったり、自分の顔が中心にきていなかったような場合は、スマホのアプリ等で色味や彩度を調整したりトリミングするなど修正しましょう。画像のサイズは4:3の縦長になっている必要がありますので、もしなっていない場合もトリミングで加工しておきましょう。スマホアプリのフィルター修正は手軽ではありますが、全体が不自然に白くなってしまったり霞んだように見えてしまうこともあるので、なるべく自然な色味になるように気をつけましょう。
■ 印刷
履歴書を印刷して提出する必要がある場合、自宅にカラープリンターがあれば簡単に印刷することができます。もし自宅のプリンターでは線が入ったり色が薄いなど綺麗に印刷されない場合は、カメラ屋さんにお願いすれば綺麗に印刷してもらえます。とにかく急いで必要!という場合は、コンビニのプリンターで安く簡単に印刷することができます。
写真は用意できたけど...履歴書の書き方がわからない!という方はこちらの記事を参考にしてください。