2009年●●大学 ●●学部 ●●学科卒業後、〇〇株式会社に入社。〇〇事業部法人営業担当として○年間、〇〇製品の〇〇最大化をミッションとして〇〇領域の顧客へ営業活動に従事。実績として●年度 年間●億円(●%)、事業部内成績●位(約●名中)。その後、より●●のキャリアを築きたいと考え●●株式会社へ転職。現在は●●事業部にて●●をミッションとしてマーケティング/セールス業務に従事。(主な役割:アライアンス提携拡大・営業企画・法人営業 等)
有形法人営業マーケティングセールス
転職・新卒などで使える職務経歴書の書き方サンプル
職務経歴書テンプレートについて
職務経歴書の書き方とサンプル
実際に「有形法人営業マーケティングセールス」の職務経歴書として使われたサンプルです。キャリアアドバイザーからのコメント付きで、この職務経歴書の書き方を説明しております。経歴や職務内容などをご自身の経験と照らし合わせながら参考にしてみてください。Proffで転職・新卒、アルバイトや副業用の職務経歴書を作成される際のテンプレートとしてもお使いいただけますので合わせてご利用ください。
プロフィール
田中 五郎
営業のプロフェッショナル
職務要約
職務経歴詳細
●●株式会社
マーケティング本部
■業務内容
マーケティング、セールス
■ミッション
『●●』新規会員数の増加、プレミアム会員数の増加
■ 担当領域、担当クライアント
Web集客、セミナー運営、リードの獲得、担当顧客数●●
■ 主なクライアント
株式会社ZZ ZZ部、AA株式会社 AA部
■ 過去●年間の実績
- ZZ社とのアライアンスの提携(Web連携 - 合同セミナーの実施)
- 20××年度 ユーザー数●万人(前年比○%)
- 20××年度 X,XXX千円(前年比○%,達成率○%)
- 表彰:FY●年 事業部長賞 獲得
■ 主な取り組み
現在所属の部署のミッションとして、【1】『●●』新規会員数の増加【2】プレミアム会員数の増加の2点が重点課題であった。○○製品においては○○の特徴から新規会員獲得のためには流入チャネルの増加が必要でした。そのため、弊社の●●ユーザーと親和性の高いZZ社へのアライアンスを結ぶことを提案することを検討。提案書を作成し、アポイントの獲得、商談を行なった。システムの仕様に課題がありましたが、バックエンドのエンジニアを複数回面談に同行させ、システム的な課題をクリア。結果的にアライアンスが実現できました。また、それぞれの見込み顧客に対して、セミナーを実施することで相互送客を実現しました。
【2】プレミアム会員数の増加については、弊社の利益に直結する部分であり、事業部内KGIに設定されております。直接的にプレミアム会員を増加させる手段としては会員ページ内の追加機能の理解が進んでいない可能性が高いと仮説を立て、利用頻度の高い●●のユーザーに対してポップアップで情報提供することを提案。エンジニア部門との折衝を行い、自動化を実現。機能改善を行なった結果前月比●%のプレミアム会員の増加に寄与できました。
このセクションの書き方や注意点
職務経歴詳細の書き方
書類選考を担当する方は時間がない中で膨大な候補者に目を通していきます。
最新の経歴から順に記載した方が読み手に親切です。
■ 業務内容
職務内容、ポジションを明確に記載しましょう。
(名刺に書かれている役職や職務内容を記載するのが一般的です。)
■ 主なクライアント
具体的なクライアント名や案件名を書くと、仕事内容のイメージがより湧きやすくなりアピールにつながります。
■ 過去●年間の実績
定量成果があればMUSTで数字を記載しましょう。定量成果がなくとも、定性的な実績や成果を記載しましょう。書けるものがない場合は、今の仕事への向き合い方に問題があるか、自分の頑張ったことを言語化できていない可能性があります。上司や同僚に、自分が出した成果や頑張ってきたことについてフィードバックをもらってみましょう。仕事を通して、「何も貢献できていない」ということはありません。
■ 主な取り組み
「どのように仕事に取り組んできたか」に、その人らしさが表れます。例えば、同じ部署の同じ営業の人でも、全く同じ仕事の仕方をしているということはないでしょう。「実績がないからアピールできない」と考えている人には、「そんなことはない」とお伝えします。
『どんなことに注目し、どんなことに課題を感じ、どんなことを考えて、その行動を行ってきたのか?』を記載することで、書類選考を行う担当者は、自分たちが求めている人材に近いかどうかが判断できます。逆に、実績が高い人でも、この「取り組み」の箇所が言語化できていない場合は、書類が通過したとしても面接に通過できないでしょう。実績がなくとも、どんな想いで仕事に取り組んできたか、をアピールできれば、書類選考も怖くありません。
○○株式会社
営業第1部
■業務内容
法人営業、営業支援
■ミッション
担当領域内〇〇製品の〇〇最大化
■ 担当領域、担当クライアント
○○領域、計○社
■ 主なクライアント
株式会社XX XX部、YY株式会社 YY部
■ 過去●年間の実績
- XX社に○○製品 の 新規採用
- 20××年度 X,XXX千円(前年比○%,達成率○%)
- 20××年度 X,XXX千円(前年比○%,達成率○%)
- 20××年度 X,XXX千円(前年比○%,達成率○%)
■ 主な取り組み
売上の最大化を目指すにあたり、【1】既存顧客の取引量を増加させること、【2】新規取引を増加させることの2点が重点課題であった。○○製品においては○○の特徴から【1】既存顧客の取引量を増加させることは○○等の外的要因に左右されるため長期的な情報提供活動を重視。一方で【2】新規取引を増加することについては過去に取引がなかった株式会社XXに注力した。XXはYY社と同様の課題を抱えており、YY社の事例を元に提案をすることで○○製品の価値を感じていただけると考えたため。初回接点において課題のヒアリングを行い、仮説に近かったため提案書にYY社の事例等を踏まえて提案。また面談時には弊社の事業部長に同行を依頼し、決済者アポイントを取得。結果新規採用の受注に成功した。
このセクションの書き方や注意点
職務経歴が複数ある場合
転職経験がある場合は、1社目、2社目、3社目と、過去すべての会社での経験を直近の企業の経験同様、もれなく記載しましょう。
免許・資格
普通自動車運転免許
2006年8月取得。
TOEIC
スコア 950。2008年10月。
MOS
マイクロソフトオフィススペシャリスト。2011年6月取得。
自己PR
■ 目標から逆算し、課題を設定し、スケジューリングする力
年間○億の目標に対し、活動期間が○ヶ月であることを鑑みると、○○までに○○を達成する必要があった。そのため、通常通りの進行では現実的ではないと考えました。そこで、今まで週間で○時間○○に費やしていた時間を削減し、より生産的な○○の活動に週間で○時間注力できるよう業務設計を変更。週間のKPIとして○○を確実に達成することを意識しました。結果的に○○にポジティブな影響が出ることとなり、XX社の案件において受注獲得まで達成できたと考えております。
■ 既存のやり方にとらわれず、新しい手法に果敢に挑戦する行動力
●●社に入社後、マーケティング部では●●を目標に日々業務遂行を行なっていました。しかし、実際に活動を行なっていく中で、●●の観点から成果が出るまでに時間がかかる状況でした。そこで、新たな取り組みとして●●に取り組んでみてはと提案。すぐに成果に繋がるかは未知の部分ではありましたが、過去に取り組んだことのないテーマだったため、日々PDCAを回しながら●ヶ月間継続的に活動を行なってみました。現時点ではまだ大きな成果には繋がっておりませんが、主要KPIである●●に対してポジティブな影響があり、前年比●%の集客実績に繋がりました。
このセクションの書き方や注意点
自己PRの書き方
「自己PRを書くのが苦手」という方は多いです。
「自分のいいところを書くのは恥ずかしい、わからない、いいところなんてない」と感じる人が多いようです。
大きく誇張して書く人も多いようです。しかし、この自己PRの部分で最も重要なのは、「事実を元に記載をしていく」ということです。「過去に行動してきたこと」は書けるはずです。
その行ってきたこと、をベースに、「他の人はしていなくて自分はやっていたこと」や「他の人より成果が出ていたこと」、「どのように考えて取り組んできたか」などを書くことで、自己PRの文章になっていきます。
なかなか取っ掛かりが見つからない、という場合は、作成のアイデアとして、「ポータブルスキル」という考え方を参考に記載してみるのもいいかもしれません。
ポータブルスキル
ポータブルスキルとは「どこへ行ってもどんな職種でも通用するスキル」のことで、厚生労働省が提唱しています。「専門知識・専門技術」のほか、「仕事のしかた」「人との関わりかた」も含まれています。そして特に後者の2つはさらに細かい分類がなされています。
■ 仕事のしかた
- 課題を明らかにする
- 現状の把握:情報収集力、データ分析力 等
- 課題の設定方法:課題を特定する力 等
- 計画を立てる
- 計画の立て方:計画力、逆算した目標設定力 等
- 実行する
- 実際の課題遂行:行動力、決定事項に則り確実に業務を遂行する力 等
- 状況への対応:柔軟な対応力、臨機応変な対応力、修正力、調整力 等
■ 人との関わり方
- 社内対応(上司・経営層)
- 社内での期待役割、提案を求められる程度 等
- 社外対応(顧客・パートナー)
- 顧客、取引先、関係者の数、関係の継続期間、関係構築の難易度 等
- 部下マネジメント(評価や指導)
- 部下の人数、指導・育成のポイント 等
得意領域/過去に担当した案件/スキル
- 製造メーカー向け技術部門営業(20XX 〇〇社時:○○案件において)
- ITソリューション営業経験(20XX 〇〇社時:○○案件において)
- 官公庁/大学向けプロポーザル提案(20XX 〇〇社時:○○案件において)
- 代理店営業支援(20XX 〇〇社時:○○案件において)
- Webメディアの運営(20XX ●●社時:●●案件において)
- 取引先とのアライアンス提携の提案(20XX ●●社時:●●案件において)
- Adobe Analytics、Google Analyticsの使用(20XX ●●社時)
- 海外取引先との折衝:Speaking/Listening/Writting/Reading
- 中国/アメリカ/フランス/ドイツ/マレーシア/シンガポール/タイ
このセクションの書き方や注意点
得意領域や過去に担当した案件、保有のスキルについては、書類選考を実施する担当者が、パッと見てわかるような書き方をすると良いでしょう。
どのような書き方が望ましいか、と言えば、これから応募していきたい企業・求人が求めている「募集要項」に記載されている内容を参考に、「自分はこの経験あるぞ!」と思ったものを書くと良いでしょう。
職務要約の書き方
職務要約が最も重要です。
全書面を読まなくても、あなたの経歴がどんな流れなのか、わかるようにしておきましょう。
■ ポイント①
過去(現在)行なってきた業務が、会社の中でどのような役割を担っているかを記載しましょう。また、取り組んできた期間/対象/内容などを5W1Hを意識して記載しましょう。
Where:所属 When:いつ、期間 WHO:顧客、連携部署等 What:担当製品や担当業務 How:どのような取り組み
■ ポイント②
順位を書くときは分母(何名中?)を記載しましょう。
■ ポイント③
複数の役割がある場合はヌケモレなく、MECEで記載しましょう。
■ ポイント④
定量成果を記載する場合は、数字を必ず記載しましょう。
(達成率や前年比が芳しくない場合でも、年間の総売上などの絶対値を記載する)