2006年●●大学 ●●学部 ●●学科卒業後、株式会社〇〇商事に入社。〇〇事業部にて、主に東南アジアにおける電力発電プラントのプロジェクトに従事。入社3年目からは現地駐在員としてプラント開発に従事し、◯年かけて◯◯においてプラント建設事業を完了しました。帰国後は20XX年より、同事業部にて国内における再生可能エネルギー等の環境ビジネスに特化したチームに所属し、自然エネルギー事業のエキスパートとしてX名をまとめるチームリーダーを務めています。
総合商社(営業・営業事務)
転職・新卒などで使える職務経歴書の書き方サンプル
職務経歴書テンプレートについて
職務経歴書の書き方とサンプル
実際に「総合商社(営業・営業事務)」の職務経歴書として使われたサンプルです。キャリアアドバイザーからのコメント付きで、この職務経歴書の書き方を説明しております。経歴や職務内容などをご自身の経験と照らし合わせながら参考にしてみてください。Proffで転職・新卒、アルバイトや副業用の職務経歴書を作成される際のテンプレートとしてもお使いいただけますので合わせてご利用ください。
プロフィール
田中 三郎
営業のプロフェッショナル
職務要約
職務経歴詳細
株式会社◯◯商事
XX事業部
■業務内容
国内における再生可能エネルギー事業開発マネジメント業務
■ 担当領域、担当クライアント
○○領域、計○社
■ 主なクライアント
株式会社XX XX部、YY株式会社 YY部
■ 過去●年間の実績
- 20××年度 ◯件、X,XXX千円
- 20××年度 ◯件、X,XXX千円
- 20××年度 ◯件、X,XXX千円
■ 主な取り組み
日本国内における再生可能エネルギー(主に太陽光発電、風力発電)開発のプロジェクトチームにて、前部署での大型プラント開発事業の経験を活かすべく主に大型発電所案件を担当。2030年度に温室効果ガス-26.0%(2013年度比)削減という目標を掲げる日本において、この10年で自然エネルギー開発への投資案件は年々増加しており、チームメンバーを増員し●名のマネジメントを行いながら全国の開発案件を統括しております。20××年度には◯件、X,XXX千円という実績を残すことができ、総合商社として日本の温室効果ガス-26.0%削減という大きな目標達成に少しでも貢献できる喜びを感じています。
このセクションの書き方や注意点
職務経歴詳細の書き方
「どこで」「誰に対して」「どんなことをしてきたか」が分かるように書きます。具体的には、在職期間/ 会社名/ 規模/ 事務内容/ 自分が行った業務内容を記載します。
最新の経歴から記載し、採用者があなたの直近の職務経験を読めるようにしましょう。また、「20xx年4月~20xx年●月」というように、期間が分かりやすい月単位で書くことをおすすめします。
株式会社◯◯商事
◯◯事業部
■業務内容
東南アジアにおける電力発電プラント開発マネジメント業務
■ 担当領域、担当クライアント
○○領域、計○社
■ 主なクライアント
株式会社XX XX部、YY株式会社 YY部
■ 過去●年間の実績
- 20××年度 X,XXX千円
- 20××年度◯◯における総事業費◯◯億円のプラント完成
- 20××年度 X,XXX千円
■ 主な取り組み
主に東南アジアにおいて電力発電プラント開発事業を担うチームにて、入社3年目からは現地駐在員として開発マネジメント業務に従事しました。同時に数本の案件が走る中、20××年には◯◯における総事業費◯◯億円のプラントを完成まで担当し、多人種・多言語の多くの人が関わる事業の中で案件の初期から最後までのマネジメントを遂行するという貴重な経験をさせていただきました。日本とは異なる文化・商習慣の理解に努め、柔軟性、粘り強さが培われたと感じます。
本チームでは、取り扱い商品が電力プラントということで扱う金額が商社の中でも非常に大きいのですが、若いうちからマネジメント業務に携わらせてもらえる環境が整っており、早期から商社マンとしての自覚をもち貴重な経験を積むことができました。
このセクションの書き方や注意点
職務経歴詳細の書き方
■ 業務内容
名刺に記載される役職やポジションを記載するのが一般的ですが、業務内容が多岐に渡る場合は簡潔に詳細も記載すると良いでしょう。
■ 担当領域
経験した職務領域は、抜け漏れのないよう全て記載するようにしましょう。
■ 過去の実績
① その職務において、どのような成績を収めたかを記載します。「個人の営業成績を前年比より●%伸ばすことだけでなく、部内全体での契約数を●●%増加」「入社●年目で社長賞を受賞」など、具体的であればあるほど良いです。順位がわかっているものは詳細な順位も記載しましょう。
② マネジメントの経験がある場合は、具体的に何名を率いていたかも記載すると採用担当者の参考になります。
自己PR
■ 目標から逆算し、課題を設定し、スケジューリングする力
契約件数●社の目標に対し、活動期間が○ヶ月であることを鑑みると、○○までに○○を達成する必要があった。そのため、通常通りの進行では現実的ではないと考えました。そこで、今まで週間で○時間○○に費やしていた時間を削減し、より生産的な○○の活動に週間で○時間注力できるよう業務設計を変更。週間のKPIとして○○を確実に達成することを意識しました。結果的に○○にポジティブな影響が出ることとなり、目標を達成できたと考えております。
■ 多様な人種・文化の人々と協働する力
入社3年目から駐在員として派遣された◯◯では、巨大電力発電プラントの開発マネジメント業務を多種多様な人種・文化圏の人々と共に行ってまいりました。日本の商習慣を通すことは不可能な状況で、どのようにコミュニケーションを取れば物事が円滑に進むのかを考えながら、まずは相手の考えを聴くということを大切に業務に当たるようにしました。日本本社でもダイバーシティ採用が推進されている現在、海外で培った経験は部下のマネジメントにも非常に活かされていると感じます。
このセクションの書き方や注意点
自己PRの書き方
自分の一番の持ち味や強みを簡潔にまとめましょう。
例えばどのような具体的な行動を起こすことができるのか、●●の時に●●ができるというような自身の経験に基づいたエピソードを紹介できると良いでしょう。但し、冗長になり過ぎると自己陶酔のように見えてしまうので注意が必要です。
具体的な数字も重要ですが、信条や人柄がわかるような一文を入れることも効果的と言えるでしょう。
活かせる経験・知識・スキル
■ 免許・資格
- 普通自動車運転免許(2003年8月)
- TOEICスコア850取得(2005年)
- 日商簿記2級(2006年)
■ 得意分野
- 報告書作成スキル(文章力、図解力、デザイン力)
- 数理的知識(経理、財務、経営分析)
- クライアントの経営層に対するプレゼンテーションスキル
- プロジェクト管理の経験
- 人材育成・マネジメントの経験
- 官公庁向けプロポーザル提案(20XX年:○○案件において)
- 海外取引先との折衝:Speaking/Listening/Writting/Reading
- 中国/アメリカ/フランス/ドイツ/マレーシア/シンガポール/タイ
このセクションの書き方や注意点
活かせる経験・知識・スキルの書き方
かなり評価が高いであろう免許や資格を保有している場合には、得意分野よりも先に免許・資格を記載すると、よりインパクトが出て良いのではないでしょうか。
具体的な資格や免許とは別に得意とする業務分野を示せると、採用者は参考にしやすいでしょう。自己PRの内容と繋がると、面接での会話もスムーズになるはずです。
免許や資格については、一見関係なさそうに思えるものだとしても人となりや経験を伝える要素となり得るので、遠慮せず全て書き出しておきましょう。
職務要約の書き方
これまでの経験や実績を簡潔に記載しましょう。採用者が実際に会ってみたいと感じてもらえるように、わかりやすく伝わる内容にすることが肝心です。
企業側が興味を持ちそうな惹きとなる経験/ 知識/ 能力を意識し、具体的数値等も盛り込みましょう。
あまり冗長になりすぎるのは良くないので、具体的数値などのエピソードは1点ほど盛り込むと良いでしょう。