1995年、岡山県生まれ。お笑いコンビ・東京ホテイソンのツッコミ担当。相方はショーゴ。コンビ名はたけるの発案によるもので、ホテイソンは笑いの神である布袋様から。「東京」は、岡山出身のたけるにとって単にかっこいいから付けた。水木しげるファンで妖怪好き。自分のTwitterで「たけるの妖怪図鑑」を連載している。「カッパ捕獲許可証」を持っている。漫才を始める時にボタンを閉めるのは、落語家が本題に入る時にする仕草を参考にした。ツッコミのジャンルは「乱痴気パーティー男爵」。
プロフィール
東京ホテイソン たけるさんの経歴
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略歴
コンビ結成まで
高梁市立成羽小学校
高梁市立成羽中学校
岡山県立総社高校
幼少期から備中神楽で舞台に立っていたのに加え、目立ちたがりの性格から小学生では児童会長、中学生、高校生時代において生徒会長を務める。何でもいいから有名になりたくて、中央大学への進学を機に上京。
中央大学商学部
大学1年の終わりくらいからいくつかお試しのコンビを組んでインディーズライブに出演していたが、どれも長続きしなかった。
「東京ホテイソン」結成
2人が出会ったきっかけはSNSの、お笑い芸人の相方募集の掲示板。掲示板には「天下とりましょう」の言葉と共に初舞台の時のネタの動画も添えて上げており、ショーゴはそのすごく通る声での喋りに「初舞台でこれだけ喋れる奴はなかなかいない」と感じた。ショーゴにとってこの掲示板を通して会うのはたけるが2人目だったが、こいつでいいと思って結成を決めた。
コンビ結成後の経歴
第39回「ABCお笑いグランプリ」準優勝
デビュー10年以内の若手が参加するお笑いグランプリで、全国から570組が参加し、決勝は12組で争った。ファーストステージを突破し、3組で行われるファイナルステージに進出したが、最終結果は651点でファイヤーサンダーに2点差で敗れ、準優勝となった。
「Mー1グランプリ」2020 決勝進出
過去3年連続で準決勝敗退していたが、6度目の出場で初めて決勝進出を果たす。
芸風
漫才のジャンルは「剛毛僧侶と薄毛大工の言葉攻め」。ネタは漫才が多い。ショーゴの冷静なボケにたけるが軽いノリでツッコむスタイルで、その温度差が笑いの元とも言われている。2017年以降、歌舞伎の見得のようなポーズと口調(備中神楽の囃子ことばの口調にアレンジを加えたもの)でたとえツッコミをするたけるのスタイルが注目され始め、まるでボケのようなツッコミから「ツッコミ独特系漫才」とも言われている。最初はショーゴが書いた台本通りにネタをやっていたが、いまいちパッとせず、試しにアドリブでネタをやったところ、その伝統芸能調の声のノリに二人で爆笑したということで、この芸風を取り入れることになった。このことを振り返って、ショーゴは「たけるの素の方が面白かった」と話している。そのまま地の岡山弁でツッコミをすると千鳥のノブに似ていると言われてしまうため、それを避けることも目的であった。