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プロフィール

2020/10/14
プロフィール画像
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フルネーム

コハラタケル

肩書

フォトグラファー

生年月日
1984
5
14
性別
男
現住所
東京都
メールアドレス
takerukohara@gmail.com
URL
https://www.instagram.com/takerukohara_sono1/

なんでもないただの道が好き

内容

"人間の美しさも醜さも経験した東日本大震災"

 

今でこそフリーのフォトグラファーとして活動している僕ですが

前職は建築関係の仕事をしていました。

 

地震発生時は東京にいて、地震発生から数日後

上司から現地(宮城県)で仕事をして欲しいと頼まれました。

 

当時は現地の復旧の目処がまったくわからず

長期出張という体裁はとっていたものの

上司からはいつ戻って来れるかわからないと告げられました。

 

「自分が今やっている仕事が少しでも被災地の役に立つのであれば」

 

地震発生後から約3週間後には現地へ乗り込んでいました。

 

 

 

被災地で仕事と聞くと、すごく大変なイメージを持つ方もいると思うのですが

僕の仕事は直接的に地震の被害に関わるような仕事ではなかったため

想像よりも忙しくはありませんでした。

 

休日もきちんと確保されていたので

休日にはボランティアに参加していました。

 

僕はボランティア活動を通して現地で人と関わっていくなかで

人間の美しさも醜さも見てきました。

 

 

 

東日本大震災に関しては多くのことは語りません。

地震発生後、現地で暮らしてはいるものの、僕はあくまで外部から来た人間。

 

小さい大きいに関わらず、地震のような天災に関して

当事者以外の人間は多くを語らないほうが良いと思っています。

 

もしも語るのであれば、圧倒的な情報量と時間が必要でしょう。

 

もちろん、語っている人たちを否定しているわけではありません。

むしろ、すごいと思います。

かなりのリスクを背負うことになりますし

発言することはものすごく勇気がいることですからね。

 

 

 

結局、いつ戻って来られるかわからないと言われていたのですが

交通機関の復旧が予定よりも早く、僕の業務は必要ではなくなりました。

 

約10ヶ月間を宮城県で過ごし、東京へ戻ることになります。

わかっていても日常を大切にするのは難しい

内容

「結局、僕は向こうの地(東北)でなにを学んだんだろう……」

 

定期的に上記のことを自問自答しては、いつも返ってくる答えは同じでした。

 

僕が出した結論は"日常を大切にしなさい"ということ。

 

でも、これって昔から言われていることですよね。

 

とくに僕は原爆の被災地である長崎県出身なので

日常を大切にしなさいという言葉はよく聞いていたし

言われる機会が多くありました。

 

でも、人間って日常を大切にしなさいって言われても

そうそうわかるものではないと思うんです。

 

今もこの世界のどこかで飢餓に苦しみ

命を落とす子どもがいると言われても

「お腹いっぱいでもう食べれない」とか言って

ご飯を食べ残したりすると思うんです。

 

 

「当たり前のことは当たり前すぎて大切にするのが難しい」

 

 

人間ってそういう生きものだと思うんです。

「なんでもないただの道 = 日常」

内容

 

 

当たり前すぎる日常を大切にするのは難しい。

でも、写真にすれば少しは大切さに気づくことができるかもしれない。

 

通勤、通学路、スーパーへ買い物に行く道

 

僕らが当たり前のように使っている日常の道は

想像以上に特別で満ち溢れていて

見る側が意識すれば絶景スポットにも負けないぐらい良い写真が撮れる。

 

もちろん絶景スポットで撮影している人たちを否定しているわけではありません。

僕だって憧れはあるし、実際、撮りにいくことはありますからね。

 

でも、ふつうの道だって見方を変えれば決して絶景に負けていないと思うんです。

#なんでもないただの道が好き が広まれば

みんなふつうの道でもっと写真を撮ってくれるかもしれない。

 

僕が話しているような真意に気づかなくても、知らなくても

写真さえ撮ってくれれば日常が少しずつ変わっていることに気づくかもしれない。

 

そうすれば「なんでもないただの道 = 日常」を大切にできるかもしれない。

 

 

 

最後に関東でも有数の絶景スポットである葛西臨海公園の写真と

僕の家から歩いて5分くらいのなんでもないただの道で撮った写真をお見せします。

 

葛西臨海公園

 

近所の道

 

どうでしょうか?

僕はどちらも負けないぐらい素敵な景色だと思います。

経歴

内容

【経歴】

書籍「なんでもない日常に物語を curbon 写真の教室」(共著)

書籍「デジタルカメラマガジン 2020年7月号」(共著)

著者:山本文緒「自転しながら公転する」書籍表紙担当

著者:鯨井 あめ「晴れ、時々くらげを呼ぶ」書籍表紙担当

著者:イッヌ 「好きだけど付き合えない。」ってなんなの?「アイスコーヒーをホットで!」って頼むの? 書籍表紙担当

FUJIFILM三越展示企画チェキ展にてイメージ写真撮影担当 (https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000890.000008372.html)

『第23回文化庁メディア芸術祭×クリエイター』「MAPP_TOKYO」プロジェクト 撮影担当

名古屋ギター女子部 メジャーデビューCD ジャケット・アー写 撮影担当

渋谷西武店 公式インスタグラム 撮影担当

PIXTADAY2019 古俣賞(社長賞)受賞

Adobe blog にて写真講座記事担当 (https://blogs.adobe.com/japan/cc-adobe-stock-contributor-j-curbon-composition-kohara-1/)

NIKON web メディア「NICO STOP」にて、ポートレート記事連載中 (https://nicostop.nikon-image.com/entry/portrait/kimi/2019/07/05/1)

様々なジャンルで活躍するフォトグラファーたちが参加しているCURBON(https://www.curbon.jp/) のメンバーとして活動しており、ポートレートの撮影講座と編集講座の動画を全世界に配信。

 

【Photo exhibition】
西武渋谷店 合同写真展 THE STORY ~500万人と紡ぐ、写真の世界~
二子玉川 蔦屋家電 BOOK 2 階ギャラリー 『「#なんでもない日常に物語を」写真展』

 FUJIFILM WONDER PHOTO SHOP FUJIFILM × CURBON 写真展 
FUJIFILM WONDER PHOTO SHOP 家にいルンです ~写ルンです生誕記念写真展~

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