アメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコ出身。アップル社の共同設立者。アメリカの情報技術ビジネスの実業家であり、発明家。1970年代から80年代のマイクロコンピュータ革命の開拓者と認知されており、アメリカ国家技術賞を受賞している。プロダクトに対するカウンター・カルチャー(禅、LSD、ヒッピー文化など)の影響が大きく、ミニマリストだと言われている。
アップルのCEOに就任して以来、基本給与として年1ドルしか受け取っていなかったことで有名であり、「世界でもっとも給与の安い最高経営責任者」と呼ばれた。しかし、無報酬ではなくアップルから莫大なストックオプションやビジネスジェット機などを得ている。2006年にピクサーをディズニーが買収したことにより、ディズニーの個人筆頭株主となり同社の役員に就任したが、ディズニーからの役員報酬は辞退していた。
2011年10月5日、死去。56歳没。死因は膵癌に伴う呼吸停止と報道。