プロフィール
佐藤 達也
リンク
学歴
三重大学大学院生物資源学研究科魚類増殖学研究室(渡邉文二奨学生第1期生)
三重県五十鈴川の魚類相とその生息環境
三重県伊勢市神宮の宮域およびその下流域に生息する魚類相を明らかにすること,またそれらの生息環境を多変量解析およびロジスティック回帰分析によって数値モデル化し,河川改修等を実施する際に魚類へ与える影響を評価することができる手法の開発を目指した研究テーマ。
職歴
海の博物館(鳥羽市)
特任調査員
鳥羽市内の海辺の生物調査と,海辺遊びができる場所や生きものたちを紹介したガイドブックの製作,海辺ガイドツアーの催行
ざっこClub(現職)
フリーランスとして独立
海博から独立後に,学芸員の資格を取得し(論文業績と面接試験),生物のモニタリング調査だけでなく漁師業,水中カメラマン,海洋教育(日本海洋教育学会運営委員)に携わる。
2021年 日本海洋政策学会・日本沿岸域学会共同提言
「海洋・沿岸域の総合的管理の実現に向けたアピール ~第 4 期海洋基本計画への政策提言~」
検討委員(日本海洋政策学会)として提言の検討・執筆に参加。
2022年〜2024年.日本海洋教育学会の設立に運営委員のひとりとして参画。
2023年 ECOP Japanに参加。
業績等
三重大学大学院生物資源学研究科魚類増殖学研究室
論文等
論文等
・「木曽川採集紀行」.2007年.佐藤達也.魚類自然史研究会会報,11号;p3-6.
・「三重県五十鈴川の魚類相」.2007年.佐藤達也・淀太我・木村清志.魚類学会年会(北海道大学).
・「三重県五十鈴川の魚類相と生息環境の評価に関する研究」.2009年.佐藤達也.修士論文.
・「耳石微量元素を用いた三重県加茂川におけるウグイの回遊履歴の推定」.2009年.石崎大介・大竹二雄・佐藤達也・淀太我・吉岡基・柏木正章.日本水産学会誌,75(3);p419-424.
・「水路改修工事がスジシマドジョウ小型種東海型の生息状況に与える影響の予測」.2010年.佐藤達也・田中綾子・石崎大介・小原大昇・向井貴彦・淀太我.日本生態学会年会(東京大学).
・「三重県五十鈴川の魚類相」.2010年.佐藤達也・淀太我・木村清志.三重大学大学院生物資源学研究科紀要,第36号;p39-52.
・「三重県南部の2河川へのカワヨシノボリの侵入と在来ヨシノボリ類への影響」.2010年.淀太我・佐藤達也・石崎大介・小原大昇.日本魚類学会年会(三重大学).
・「琵琶湖およびその周辺水域における特定外来生物カワヒバリガイの分布状況」.2011年.木村妙子・井上暁広・木村昭一・佐藤達也.Sessile Organisms,23(1);p9-18.
ざっこClub
論文,その他の出演等
論文等
・「三重県鳥羽市に残されていたシイノミミミガイの繁殖地」.2011年.佐藤達也・木村昭一.かきつばた,名古屋貝類談話会会誌,36号;p49-52.
・「豊かな内湾の貝類相6 -三重県鳥羽市南部入江-」.2011年.木村昭一・佐藤達也.日本海類学会大会(九州大学).
・「鳥羽 海辺で遊ぼう 生きもの観察ガイドブック」.2011年.佐藤達也(調査・執筆・写真)・石原義剛(企画)・前田憲司(構成)・その他.海の博物館.
・「三重県鳥羽市沖で採集されたキタンヒメセミエビGalearctus kitanoviriosus (Harada)の最終期フィロソーマ幼生」.2012年.佐藤達也・木村昭一・井上誠章・関口秀夫.南紀生物52巻2号;p101-106.
・「三重県伊勢湾湾口域におけるイガイの生息状況」2013年.佐藤達也・木村昭一.かきつばた,名古屋貝類談話会会誌38号;p35-40
・「観光振興を目的とした無人島およびその周辺地域活用の実践と考察 三重県鳥羽市の無人島「麻倉島」を例に」2016年.佐藤達也.観光研究 Vol. 27(2015 - 2016) No. 2
・「海の生きもの 魚っちんぐ」.佐藤達也.海の博物館.2017年.
・「東北から東海・東南海そして世界へ向けて」(http://teams.aori.u-tokyo.ac.jp/index.php?action=pages_view_main&active_action=journal_view_main_detail&post_id=108&comment_flag=1&block_id=165#_165)
・「日本において沿岸漁業を新たに行うために必要な条件に付いての一提案 ~三重県鳥羽市石鏡での漁業従事を通して~」2017年. 佐藤達也・新美貴資・永濱亨・岩尾豊紀・大塚万紗子. 日本海洋政策学会誌 第7号;p158-168.
・「メルトガニ(三重県初記録種)を鳥羽市石鏡沖より採集」. 2017年. 締次美穂・佐藤達也・木村昭一. 南紀生物59巻2号;p160-162.
・「コブシモドキ(コブシガニ科)を三重県から初記録」. 2018年. 締次美穂・佐藤達也・木村昭一. 南紀生物60巻1号;p120-122.
・「沿岸漁業における資源管理に向けた自然環境モニタリングの課題と将来に向けて」.2020年.佐藤達也.環境情報科学49巻1号;p53−58.
・「いつの間にか姿を消した生きものたち」.2019年~連載中. 佐藤達也. 海の博物館季刊誌 海と人間&SOS.
・「幼保教育から始まる海の学び「海のようちえん」」.2021年.佐藤達也・坂本竜彦・小西伴尚.第8回全国海洋教育サミット.
・「海のようちえん実践と海に親しむ学びの学習評価手法についての一提案〜海洋教育の系統化に向けて〜」.2021年.佐藤達也・坂本竜彦・岩尾豊紀・向井智子.第1回海洋教育学会設立準備研究集会.
・「イセエビにおける世界初となる活け締め熟成技術開発とアフターコロナを見据えた販売戦略の提案」.2021年.佐藤達也.令和3年度三重県青年・女性漁業者交流大会.
・「イセエビをはじめとした甲殻類において開発された活け締めと熟成技術およびその効果について」.2022年.佐藤達也・佐藤梨花子・石黒央根・小村雄作.日本水産学会大会.
・「The development of killing technique of Japanese spiny lobsters humanely and the breakaway from live fish transportation」.2022.Tatsuya SATO・Rikako SATO・Nakane ISHIGURO・Yusaku KOMURA .Japanese Society of Fisheries Science Meeting.
・「三重県加茂川におけるアユおよびコイ科魚類 3 種の食物重複度の季節変化」.2022年.石崎大介・佐藤達也・亀甲武志・淀太我・吉岡基.Ichthy, Natural History of Fishes of Japan ;20,p51-55.
・「三重県鳥羽市より得られた分布東限となるタビラクチの記録と三重県における本種の生息状況」.2022年.武藤滉・伯耆匠二・佐藤達也・河村功一.Ichthy, Natural History of Fishes of Japan;23,p1-6 .
・「Discovery of New Cytotoxic Aplaminone Derivatives from the Sea Hare Aplysia kurodai and Elucidation of Their Accumulation from Local Sea Algae through the Food Chain」. 2023. Yusuke Hioki, Dr. Tatsuya Sato, Dr. Toyoki Iwao, Junya Ikuma, Dr. Atsushi Kawamura, Dr. Takayuki Ohyoshi, Dr. Yuta Tsunematsu, Dr. Masaki Kita. European Journal of Organic Chamistry; 2023/2/6, in press, doi: 10.1002/ejoc.202300084
・「海洋・沿岸域の総合的管理の実現に向けたアピール ~第 4 期海洋基本計画への政策提言~」.2021年.日本海洋政策学会・日本沿岸域学会合同アピール委員会(委員の一人として参画・執筆).
・「魚心あれば下心」.2020〜2023年.佐藤達也.月兎社 NAGI.
・「鳥羽市 海のレッドデータブック 2023」.佐藤達也(企画・調査・執筆・その他取りまとめ等).鳥羽市役所.
・「国連海洋科学の10年 ECOP JAPAN シンポジウム」.2024年3月7日.
その他、講演等
出演等
・「サラメシ Season 1 #6」.NHK総合.2011年.
・「WEDGE 2012年2月号」.JR東海機関紙.2012年
・「Let’s ドン・キホーテ 復活スペシャル」.メ~テレ.2012年
・「Honda Smile Mission」.東京FM.2015年
⇒水中撮影
https://www.youtube.com/@user-qk4rn1db3m
・「中部ネイチャーシリーズ 伊勢志摩の海 ~豊かさの秘密を探る旅~」.NHK総合&BS.2017年.
⇒企画&撮影コーディネート&資料映像提供&出演
・「「商売にならない漁獲量になるかも」三重県鳥羽市の海で不可解な現象が…(メ~テレSDGs企画)」.2021年.メ〜テレ.(企画・水中撮影・出演)
・「独自に“レッドデータブック”作成 鳥羽の海の生き物を大調査 日本初?の貴重な発見も 三重」.2022年.メ〜テレ.(企画・水中撮影・出演)
・「海と向き合うレッドデータブック 干潟や海底の希少な生き物を知る 三重・鳥羽市が徹底調査」.2023年.メ〜テレ.(水中撮影・出演)
その他 新聞、ニュース等
特許等
・「枠型軽量ドレッジ」.佐藤達也.実用新案登録第3224300号.日本国特許庁.2019年.
・世界初となるイセエビの活け締め熟成技術開発と販売
スキル
語学力
英語,インドネシア語,石鏡弁
資格等
学芸員,潜水士,救急再圧員,小型船舶1級,高等学校教諭専修(水産),ガス溶接,フォークリフト,移動式小型クレーン,玉掛け,高圧ガス製造取り扱い責任者,公害防止管理者(丙種化学),危険物取扱者(乙1−6類,丙種),調理師,わな猟および第一種銃猟ほか
これまでの職務等での実績
・鳥羽市 海のレッドデータブック2023に関わる企画,調査,執筆等
・日本海洋教育学会設立に向けた運営役員
・講師業務(幼保教育にはじまる海洋教育の系統化と実践)
海のようちえん
漁業体験
小中高等学校,水産高等学校,専門学校,大学等
・傭船業務
遊魚船業務
パワーボートレースのレスキュー業務
・環境アセスメント業務
絶滅危惧種の調査等
・潜水士業務
行方不明者捜索および揚収
事故車および沈没船等の玉掛け,足場組み立て,水族館の水槽掃除等
・外構業務
ウッドデッキ作製等
バックホーを用いた林道や空き地の開墾
剪定や植え付け等
・100V 自動溶接機を用いた簡単な鉄鋼溶接作業
藻場再生保護枠等
・漁労全般
刺網漁,釣り漁,延縄漁等
漁具作製
船底掃除,ペンキ塗り等
・魚介類販売業
世界初となるイセエビの活け締め熟成技術開発と販売
・狩猟
わな猟および銃猟
解体
学生時代のスポーツ等
小学校;サッカー(ジュニアユースのクラブチームで愛知県3位)
中学校;軟式テニス(名古屋市大会2位,区大会優勝ほか)
高校 ;ダイビング(全国スポーツダイビング選手権大会50mフリッパー全国優勝ほか)